俺は何もしてねぇのに、そっちがそういう態度取るんなら、最後までやるぜのベトナム帰還兵の叫びが大爆発。

ランボー

 


シルベスター・スタローン主演の超ヒットシリーズ「ランボー」。知ってはいるがそう言えば観たことはなかった。早速観てみる。

 

ベトナム帰還兵のジョン・ランボーシルベスター・スタローン)は生き延びた戦友を訪ねて田舎町へ。しかし戦友はベトナム枯葉剤の影響による癌で亡くなっていた。。。帰り道、ランボーが食事を取ろうと町を歩いていると地元保安官がランボーの身なりを見て厄介者と勝手に判断。街外れまでパトカーで送り出され、辺鄙な場所で降ろされる。戻ってくるんじゃねえと保安官に悪態をつかれるが、パトカーを降りるたランボーは黙って町へと戻り出した。そう、食事がまだだったね。ムカついた保安官はランボーを逮捕。署に連行する。

 

特に悪いこともしていないランボーだが、保安官の偏見と余所者への意地悪加減だけで公務執行妨害だのなんだのと罪人扱い。この保安官一人がおかしいのかと思ったら、他の保安官達もどうやら同じ類の人々で、何の罪も犯していないランボーの罪人用書類を皆で作成し始める。しかも、強引な取り調べに協力しないランボーに躊躇なしで暴力をふるい出す。地下の留置場で裸にされ、ホースで水責めされるランボー。笑って楽しむ保安官達。田舎町の保安官事務所ってどうなってんだ?時代的なもの?

 

只一人、若い保安官は裸のランボーの体に刻まれた無数の傷跡に只者じゃないのでは?と警戒し、水責めや暴力にも抵抗を示してはいた。でも彼一人なんで「このひよっこが!」とか言われて完全に多勢の中で意見は通らず。なんだか見聞きするような図式で悪い方へどんどんと突き進んでいく。

 

この若い保安官を演じたのが人気テレビドラマシリーズ『CSI:マイアミ』の赤毛ホレイショのデヴィッド・カルーソ(左から2番目)。若い頃の本作では渋さがまだゼロ値。ニヤニヤとランボーの腕を触って、いたぶりの仲間に加わっている。

 

寄って集ってランボーを小突いていたら、ランボーが軍の認識票(ドックタグ)を身に付けていたことから軍人だということがわかり、そこから身元を調べることになるのだが、その前にランボーの髭を剃るとかでナイフをちらつかされて、ベトナム時代の拷問の記憶が蘇って錯乱してしまうランボー。その場にいた保安官達全員を突破して脱出。路を走っていたバイクを奪って山中へと逃げた。

 

この山中にてランボーひとりの戦いが始まるのだった。

 

何もしてないランボーが因縁付けられて逃げて反撃したら、ランボーが超絶強過ぎで収拾つかなくなるっていうびっくりストーリーなのだった。シンプルに面白いな!

 

そうこうしているうちにランボーの身元が判明。グリーンベレー所属で戦いのプロフェッショナル。先の戦争で勲章を受けている英雄だという。どうりで強いはずだ。次々、ランボー即席手作りの罠に引っ掛かって大ダメージを食らっていく保安官達。グリーンベレー恐るべし。

1人死亡=ランボーを射殺しようとしてヘリから落下。ランボーが殺したわけじゃない。誤って落ちた。

6人重傷=殺せたけど、殺さないでおいた。重傷ってとこがえぐい。

 

「もう俺に構うんじゃない」大トリ、最初の感じ悪過ぎ保安官に詰め寄り、直接釘を刺すランボー。この保安官に「なんだ、その髪は。切れ。」と言われた長めの髪には山の植物を絡めて、完全に密林ゲリラスタイルで現れる。長めヘアにはこういう使い道があるんだ、覚えとけ。

 

結果、7人の保安官がやられたってことで大事となり、地元の民間人による自衛軍らしき人々も引っ張り出されて、追っ手は200人に増えた。山中でひとりゲリラ戦に備えるランボー。獣を狩って焼いて食べたりして。こんな人に敵うわけなさそう。

 

と思ってたら、そこにランボーの上官トラウトマン大佐が現場入り。彼も又これ以上被害者が出ないようランボーに反撃するなと保安官に助言する。実はランボーからも山中でもう止めろと言われたのは1回じゃなかったのだが、この保安官が絶対に止めない。「こいつは俺のヤマだ。」と荒ぶる保安官。

 

いや、全部あなたの所為なんですがね。仲間が死んだり重傷を負ったことも町が壊されたことも。反省することはないでしょな。全部余所の所為ってことで生きてるんだよね。俺の町が大事。余所者がどうなろうと知るか。俺の町だけが!そんな閉鎖的で偏屈な田舎の保安官魂を見事に演じたブライアン・デネヒー。悪役としてのムカつく表情素晴らし。被害が大きくなるだけだという警告も聞かず突き進む保安官。ランボーに敵うわけないが溢れてるが、死ぬ気で頑張っておくんなまし。

 

で、あまりに強すぎるんでトラウトマン大佐からもう終わりにしろと諭されるランボー

「俺にとってこの戦争は終わってない!」ベトナム帰還兵の叫び。

国の為に戦ったのに帰国したら殺人者だと蔑まれ、簡単な仕事にさえ就くことができない。あの戦争はなんだったんだ!泣き叫ぶランボーに上官が掛けられる言葉はない。

 

ランボーってゲリラ戦中心の筋肉おバカアクション映画と思っていたよ。ベトナム帰還兵の気持ちを代弁させていたんだね。そりゃひどい仕打ちだよね。ちょっとランボーはやり過ぎちゃってショボーンのラストが哀しいね。

 

ランボー2に続く。こちらを。

wolf-yo.hatenablog.com

 

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