全世界対象監視システム、バラすからね

映画「スノーデン」 キャスト: エドワード・スノーデン....ジョセフ・ゴードン=レヴィット リンゼイ・ミルズ(スノーデンの恋人)....メリッサ・レオ ※ネタバレを含みますので、ご注意ください。 情報収集はやっているだろうな、とは思うけれども、これは…

黒マスクのデザイン最高だね:ゾロ

映画「マスク・オブ・ゾロ」 ※ネタバレを含みますので、ご注意ください。 役者達が役にぴたりとはまる。輝いてる。 勝気な黒髪のお嬢様、キャサリン・ゼタ・ジョーンズがこれ以上ないくらい美しすぎる。 エレガンスの塊、哀しみを内に秘め、復讐の機会を伺う…

赤い絨毯とボクシングリング。そして巻きとられる。

ホアキン・イバルス展イバルス マルチプル@セルバンテス東京 2024年 千代田区にあるスペイン語関連スペースにて、映像や立体物の展示。オープニングでは作者自ら会場でパフォーマンス。 丸めた赤い絨毯を肩に観客を物色。四人集めるとロープを持たせ、即席…

ブラックミュージカルの躍動感満載

映画「カラーパープル」 セリー … ファンテイジア・バリーノ シュグ … タラジ・P・ヘンソン ソフィア … ダニエル・ブルックス ミスター … コールマン・ドミンゴ キリっと見据える主役3人 アリス・ウォーカーの原作本、ウーピー・ゴールドバーグ主演版、どち…

黄色い溶岩が街中に。

イザベル マラン 表参道店 Isabel Marant Tokyo Aoyama 青山の路地裏に黄色い建物が出現。 一瞬、電信柱にミラー、黒い複数の電線がその大胆なデザインを台無しにするようにも見えるが、逆にそれらによって、東京の路地裏の風景であることを感じ取れる。溶岩…

ブルース・リー:哀しみのヌンチャクを見よ

映画「ドラゴン怒りの鉄拳」 主演:ブルース・リー ア、ワチャーーーー ※ネタバレを含みますので、ご注意ください。 説明不要。見れば分かるさのカンフーアクション映画の金字塔。 ブルース・リーのヌンチャクが悪を成敗す。 しかし、辛口着地だ。スカッとし…

マティスパワー今年も。

マティス自由なフォルム@国立新美術館 2024年 昨年の東京都美術館のマティス展に続き、2年連続のマティスの大きなエキシビション。切り絵もたっぷり見たし、ロザリオ礼拝堂とわりとダブっているようにも思い、今回はパスしようと思っていたところ、ダンスシ…

マティス、マティス、全部マティス

マティス展@東京都美術館 2023年 "マティスとその仲間たちたち"的な展示ではなく、マティスばかり。作品数も多くて大満足の大回顧展。マティスは印刷物と実物が全然違うので、行くべし!初期の印象派のような風景画の柔らかい色彩にも色の組み合わせや構図…

アーガイル:小説家の脳内妄想ー魅惑たっぷりの視覚世界に浸る

映画「アーガイル / ARGYLL」 監督:マシュー・ボーン キャスト: ブライス・ダラス・ハワード サム・ロックウェル· ヘンリー・カビル デュア・リパ サミュエル・L・ジャクソン 2024年 主役は端っこのふたり、ブライス・ダラス・ハワードとサム・ロックウェ…

ピーポ君、今日も爽やかに活動中

日本が誇る最強キャラ、ピーポいた!皆を見守ってくれたまえ。 頼もしいぞ。

清らかな河に棲む河童よ。君らは失われた。

昨日河童について少し書いたので、もう少し掘り下げてみようと思う。 河童に心惹かれる。 河童自体が好きというよりも、河童伝説が日本各地に散らばっていることに興味が湧く。 河童は。。。。実在していた!と考えるしかないと時々思い出しては独り納得する…

暗渠ツアー:カワウソ君と歩く神秘の暗渠道

暗渠マニアックスの暗渠ツアー カワウソ君が見守る中、歩く。 暗渠(あんきょ)。かつて水が流れていた道。今は潰され、通路になっていたり、使い途なく、ただそこにあったりする。なんだ、それ?と、以前から不思議さとくねくね曲がる裏小路が可愛らしいこと…

驚きの大哺乳類コレクション

大哺乳類展3@国立科学博物館2024年 哺乳類が一堂に会しているという情報。急がねば!国立科学博物館の3階は常設でボリューミーに剥製が展示されていて、このフロアが元々大好きなのだが、今回の特別展示室には、さらに、さらに、これでもかとボリュームたっ…

未来への記憶 - 三島喜美代 ゴミアートと呼ばれるもの

三島喜美代 未来への記憶 @練馬区立美術館2024年 前回、池上秀畝展で初めて練馬区立美術館に行き、そこで陶の空き缶や新聞紙のインスタレーションで知られる作家が次回展示だと知った。楽しみに待っていた。 段ボールはセラミック製。 三島喜美代。作家名は…

詩情溢れる日本画:秀畝の世界へ

池上秀畝展@練馬区立美術館 2024年 練馬区立美術館は初めて来たかもしれない。西武池袋線中村橋駅から歩いてすぐの公園内にあった。 練馬美術館 熊の木がお知らせ 公園内には動物や植物の大きな置物が配置されていて、子供たちが動物に股がって遊んだりして…

アダン、それは何だ? 田中一村展

田中一村展 奄美の光 魂の絵画 @東京都美術館 2024年 いくつか一村の作品は見たことがあった。今回は全てが一村の回顧展。会期開きすぐに飛んで行った。 年代順に素直に展示されている。神童と呼ばれた幼い頃の墨絵等、昆虫の形を筆でさっさっと描く力量。…

ペルー映画の不思議な世界

ペルー映画「未来の時代」 監督:ビクトルチェカ ペルーコンテンポラリー映画祭 2024年 未来の時代 ※ネタバレを含みますので、ご注意ください。 テオ少年は父親と共に雨の降らない街に洪水を起こす謎のマシンを自宅で作っている。父は当局からの脅迫にあい、…

ジャン=ミッシェル・フォロン 帽子を被った紳士たち

ジャン=ミッシェル・フォロン 「空想旅行案内人」 @東京ステーションギャラリー 2024年 Jean Michel Folon やわらか~い色彩、こっち向いてるリトルハットマン。 素敵なエキシビションですな。 冒頭、鳥人間(勝手に命名。リトルハットマンだけど)が気持…

記憶の冒険: 田名網敬一のアート展示を通じて感じた恐怖と美の狭間

田名網敬一 「記憶の冒険」 @国立新美術館 2024年 いやぁ~ 参りました。 田名網さんのイラストレーションは自分にはちょっと恐い感じがあって、変にあたってしまうんじゃないかと行くのに躊躇していたのだが、これだけの展示も中々なかろうと行ってみるこ…