悪党集団の大騒動、再び。ブラピ登場でパワーアップして、ステイサムがちょっと霞んじゃった。しゃーないね。

スナッチ

 

ガイ・リッチーの長編監督2作目。1作目の『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』とほとんど同じ作りで、複数の悪党集団が絡んで大粒ダイヤを廻って取り合い、騙し合い、どうなっていくじゃい?というストーリー。別々のストーリーが同時進行で進み、段々接点が出来てきて、ぐちゃぐちゃに絡まっていく。出演者も前作と同じ人がいっぱいの上、ブラッド・ピットベニチオ・デル・トロ、デニス、ファリーナ等配役が強化されて濃さが増した。前作が気に入った人は間違いなく楽しめる。

 

前作が映画デビューで主役よりも光っていたジェイソン・ステイサムが今作ではめでたく主役で狂言回しポジション。が、今作で一番光っているのはなんと言ってもブラッド・ピット。既にスターだったブラピはガイ・リッチーの映画に出たくて破格のギャラで出演したとか。制作陣の方もブラピが入ることになってブラピ役を手直ししたという。その甲斐もあってか、ブラピのチャームがほとばしっていた。

 

アントワープで86カラット(!)の大粒ダイヤの強盗に成功したフランキー(ベニチオ・デル・トロ)達はニューヨークのボス(デニス・ファリーナ)に届ける前に小粒ダイヤの売却にロンドンに寄る。そこでアホな悪党達に絡まって大粒ダイヤを獲られ、その後もぐるぐるとダイヤが廻ることに。

 

どこか抜けてる悪党3人組。格下悪党が86カラットダイヤを横取りって、ちょっと身の丈に合ってないんじゃ?でもこの人達、憎めない雰囲気なんだ。マジ悪党達の狭間で頑張れ。

 

裏ボクシング興行のイカサマボクサーが2日前に負傷。困ったプロモーターのターキッシュ(ジェイソン・ステイサム)とトミー(スティーブン・グレアム)はキャンピングカーで暮らす集団のリーダー格で素手ボクシングの強者ミッキー(ブラッド・ピット)にイカサマボクサー役を依頼しにキャンプ場に出向く。

 

ブラピ登場。集団でキャンプ暮らしするイキのいい男。割とどんな役でも出来ちゃう俳優だけど、自由人役が一番似合う気がする。

 

訛りがすごくて何言ってるのかわからない設定のミッキー集団。映画内では”パイキー”と呼ばれていて可愛い呼び名だなと思っていたのだけど、放浪生活を送るアイリッシュ系の人達や社会的地位が低い人達を指す差別的意味合いのあるスラングなのだと。なるほど、粗末なキャンピングカーで家族と暮らすミッキー達の集団は一般の社会からは線を引いたような暮らしぶりだった。でも楽しそうに暮らしていて、ファミリーの結束が強くて特にママへの愛とリスペクトが溢れていたね。

 

デル・トロの出演シーンは短め。ブラッド・ピットと似てる説があって、今回同じ映画に出ていて、デル・トロが最初にユダヤ教のラビに変装している時、誰かわかってないからブラピに見えたんだ!やっぱり似てるのかも。

 

真ん中がデル・トロ。どうでしょう?静止画できっちり見ると違うんだけど。

 

前作で印象濃い目でめちゃ強かった大男(ヴィニー・ジョーンズ)、また強い大男役で出てた。双子を従えてクールにミーティング中。

 

裏ボクシング興行のギャングボス(アラン・フォード)。度がきつい眼鏡姿のギョロ目で冷酷な事を色々と言うのだけど、ガイ・リッチー節が炸裂してる中なので、恐いよりもコント味に触れてるので楽しく観れてよし。

 

↓応援ボタンです。よろしければ~