「日系とニャンドゥティの物語 threads of hybridity」
インスティトゥト・セルバンテス東京
2024年

パラグアイの伝統工芸刺繍、ニャンドゥティ・レース。蜘蛛の巣の意味の通り、放射状に丸く針を刺していくのが基本のようだ。糸を刺すだけでなく、かがったりして複雑なパターンに展開していく。パターンには全て意味があるという。
今では担い手が減りつつあり、伝統工芸が失われてしまうかもしれない。パラグアイで生まれ、日本にルーツを持つ日系人作家の岩谷エレナと福岡絵美を中心としたニャンドゥティの展示を見た。
南米らしいカラフルな糸の組み合わせ。テーブルセンターだろうか。様々なパターンが組み合わされているのがわかる。とても細い糸で出来上がっている。根気がいりそうな作業。

モチーフを組み合わせて大きなものを作っていく手法のようだ。とにかく細かくて、色替えもしているし、どういった技工なのか?とくらくらすること必至。
指先と比べると、その細かさがわかると思う。信じられない細かさ。

モチーフを繋げて動物や鳥にしているものも。こちらは優し気な羊さん。これでもかと違うパターンを組み合わせている。

カラフルなものも可愛いが、白一色もとても素敵。これも細か過ぎて「えー?」と声が出る。

ニャンドゥティは刺繍した布を切り抜く手法とのことだが、こちらの大きなテーブルクロスは刺繍した布をそのまま生かしている様子。どんな特別な日に使うクロスなんだろう?と夢想が広がる。

テーブルクロスのクローズアップ。糸が細くて、とても繊細。儚い夢か!とツッコミ。

日本ニャンドゥティ協会のサイト。ニャンドゥティの作り方など情報たっぷりです。
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