映画「34丁目の奇跡」
キャスト
老人....リチャード・アッテンボロー
女の子....マーラ・ウィルソン
女の子のママ....エリザベス・パーキンス
※ネタバレを含みますので、ご注意ください。
サンタクロースもの。
サンタっぽい老人とサンタを信じない子供、同じくサンタ、いやその他諸々のドリーミィな事全般を色々あって信じる気が失せてるママ、そしてそのママを愛する完璧な立ち位置の恋人。ストーリーにすごい捻りとかはないので、ゆったりと心温まりながら安心して見る映画。
と、言いつつ、結構強引なストーリーなので、おや?と思いながらもクリスマスモードで微笑みつつ見る。
アメリカドラマでよく見る、デパートにサンタが来て子供たちとクリスマスプレゼントの約束をしたりハグしたりするやつ。自称サンタ老人は意図してか無邪気か不明だが、ほろ酔いでパレードに出演していた元々のサンタ役にカツを入れ、失脚させる!
直後、老人はその見た目がサンタっぽいとそこらを歩いていたところを急遽スカウトされ、新サンタ役に。少々狂気を感じる展開ですが、サンタものなので流して見る。
自前の白髭と優しい眼差しからか、本物のサンタっぽいと大評判を呼ぶ。サンタを信じない女の子とも心通わせ、いい感じだが、サンタ役の仕事を奪われた男とライバルデパートの人間らに悔しがられ、自称サンタ老人は罠に嵌められてしまう!
元サンタ役に暴言を吐かれ、持っていた杖で男を叩いてしまう自称サンタ老人。
えっ、暴力?サンタ。。。(ショックと少し笑いが)
男は特に怪我なしだが、気を失い、道に倒れる演技。そこへライバルデパートの人間が、あ!あのデパートのサンタじゃね?と猿演技で応戦。クリスマスシーズンのニューヨーク野次馬に囲まれ、傷害事件としてお縄に。。。
男に怪我がなかったので罪には問われなくなったのだが、事情聴取で自分はサンタなので。。。と説明。頭おかしいと病院に入れられてしまい、サンタかどうかの裁判に掛けられる事に。どうなってんだ?とニューヨーク州の法律の事はわからんので、まぁこれもクリスマスモードで流す。
そんな感じで結構楽しく見た。ニューヨークのクリスマスの雰囲気が良いし、配役もぴたりと嵌っていて、子役がとても可愛らしい。「マチルダ」で超能力少女役をやっていた子ですな。
あなたにもサンタが来ますように。