「ターミネーター2」

デデデデ、デデン。
来たな、来たなー!このリズム、やばいよ、やばいよ、闇夜に閃光!
現れたよ、しゃがみ裸ん坊。
真っ裸でバーに寄り、体格マッチした男から革ジャン、ブーツセットを頂いて、ターミネーターと言えばの、あの黒づくめスタイル一丁上がり。

やっぱり、ターミネーター1は見てから。シュワルツェネッガーの役どころが変わるのがミソなので。
前作で妊娠していたサラ。冒頭、イキのいい少年が登場。息子だ!

ターミネーター2の魅力はいくつもあるが、ひとつには息子ジョン・コナー、はっきり言うと、ジョンを演じたエドワード・ファーロングの美少年ぶりが爆発していることがある。少年らしい生意気な物言いとママへの愛、旧型ターミネーターとの絡みにファーロングの辛口の美貌が華を添える。
サラ・コナー。前作ではターミネーターから逃げ回っていた無力な女性だった。今回の出場は精神病院からというショッキングさ。そこから逃げるに、精神がいっちゃてるを装い、隙をついて脱出。職員の武器トンファーを奪い取り、病院の廊下を軽やかにステップする場面が最高。前作のサラとはもう別人であることを見る者にはっきりと印象付ける。
そして、シュワルツェネッガー演じる旧型ターミネーター。酔っぱらって息子を殴ったりしない父親代わり。今回は人間に倣うアンドロイドの定番ボケを何度もかましてくれ、笑わせてくれる。前作に笑いはなかったから、これは新しい味付け。成功している。
久しぶりに見て思ったこと。スカイネット、無人でターゲットを攻撃可能な軍事機器、ターミネーターの義手、これらは既に実現しているんじゃ。。。後はタイムワープとアンドロイド。アンドロイドは完成が近いけど、タイムワープはどうでしょう。

ターミネーター3に続く。
ターミネーター1からは、こちらを。