2024年
千代田区にあるスペイン語関連スペースにて、映像や立体物の展示。
オープニングでは作者自ら会場でパフォーマンス。
丸めた赤い絨毯を肩に観客を物色。四人集めるとロープを持たせ、即席のボクシングリング。ひとりシャドーボクシングをし終えると疲れたのか、その場に倒れこむ。
リングを作っていた四人は倒れた作者を赤い絨毯で巻き取り、ロープで括って作者を抱え込むと会場を後にした。
作家は作品の意味を語るのはあまり好きではないと言い、戻って挨拶をした時にも何も語らず。
うむ、パフォーマンスが何を意味していたかはよくわからないままだった。意味するところがあったのだろうけど、ただ単に何が始まるかわからない、その場の空気、不条理を楽しむということか。
展示されていた作品にはキャプションがあったので、それらの意味しているところは明らかになってはいた。
不思議なムードが漂っていた。