驚きの大哺乳類コレクション

大哺乳類展3
@国立科学博物館
2024年


哺乳類が一堂に会しているという情報。急がねば!

国立科学博物館の3階は常設でボリューミーに剥製が展示されていて、このフロアが元々大好きなのだが、今回の特別展示室には、さらに、さらに、これでもかとボリュームたっぷりに剥製が並んでいた!

プリティ♪ 語りかけてくるようなウォンバット

 

剥製のいいところは、骨格標本よりもその動物の実在感がリアルに迫ってくること。肉や毛皮がついていると、もうそこにいるみたい。質のいい剥製なのだろうと思う。

これらがひとりの日系アメリカ人のコレクションなのだと言うから驚き。きちんと管理をしてくれることを求めて国立科学博物館に譲り渡したそうだ。

私はシカ系(分類的にはウシ科が多いようだ)の剥製が好きで、なぜなら大きさが自分の思うサイズの何回りも大きくて、毎回驚くから。何回も見てるのに。

頭までの高さが自分の背丈を優に越えていて、これにサバンナとかで出会ったら、死ぬ。とシカの優しい眼差しからは似つかわしくない圧倒的な破壊力を感じるのです。

頭ブルンってされたら、5メートルくらい軽くぶっ飛ぶぞ。死ぬ。っていう危機感です。

 

今回、他にハッとしたのはアフリカ象、アジア象の大きさ。骨格標本でしたけど、動物園で見る象はいったい何なのだ?種類違うの?子供なの?というくらいに大き過ぎる。近くで見ると動物園の象もこんだけ大きいのだろうか??

ゾウアザラシの剥製もあって、それも「は??」っていうくらい、あり得ないくらい大きいです!殺られる。ってこれも怖いくらい大きい。むこうは殺る気全然ないと思うけど、浜辺で、あーん、ゴロリンなんて間違ってリラックスされたら、そのまま静かに潰れる。死ぬ。重量感半端ないです。

シロナガスクジラの心臓も展示があって、これも人間くらい大きくて衝撃。

ほんとにこんな大きいのですね??と、大きさの事ばっかりですけど、リアルが実感できるのが博物館のいいところだから。

ライオンとヒョウの人工あいのこ、レオポンもいました。しかも、ライオンとヒョウの剥製の間に展示するという、シンプル&ダイレクトな展示でナイス。父さんと母さん両方に似てるね、って親戚気分。

レオポン、パパとママと一緒に展示。


ウォンバットマヌルネコカラカルなんかのレアで可愛い剥製もいっぱいで満足度100。