ジョン・ウィックの「押忍!」のセリフにハッピーパワー出た!!モリモリ♪

ジョン・ウィック:コンセクエンス」

 

 

ジョン・ウィック:パラベラム』の続編。シリーズでは4作目にあたる。

 

最初の闘いの舞台は大阪。道頓堀グリコがギラギラと映し出され『ブレードランナー』風の大阪異世界。そこに突然の国立新美術館が!東京に移動?と思ったらそれは主席連合組織下の大阪のコンチネンタルホテルなのだった。ホテル外観の撮影には実際に国立新美術館が使われた。黒川紀章が設計した特徴的な三角錐の尖りと波打ったファサード。そこに赤と青のライティングで完全にムードを変え、ブレードランナー風大阪の延長の美術デザインで『ジョン・ウィック』の日本版コンチネンタルホテルの世界を醸していた。こういうのが映画って楽しいんだ。ロケハンチーム、いいね。

 

ライティングで別ムードに。コンチネンタルホテル大阪となった国立新美術館

 

前作の経緯でニューヨークのコンチネンタルホテルは主席連合によって解体。ホテルは爆破されて消滅した。前作、聖域のコンチネンタルホテル内での殺しによって追われる身となり、賞金が懸けられたジョン・ウィックキアヌ・リーヴス)は信頼できる人物であるコウジ・シマヅ(真田広之)が支配人をしているコンチネンタルホテル大阪に来ていた。

 

真田広之登場。彼は前作『ジョン・ウィック:パラベラム』の殺し屋ゼロ役にオファーされていたが、アベンジャーズがあったので出演ならず。マーク・ダカスコスが演じたゼロは強烈だった。表向きは屋台で寿司を握る男。フグ調理もやってたね。真田広之だったら、どんなだったんだろう。

 

ジョン・ウィックを匿ったことで主席連合軍団に襲撃されるコンチネンタルホテル大阪。コウジ・シマヅはジョン・ウィックにホテルを出て梅田駅に行けと促す。別れ際、「出来るだけ多くを殺していってくれ」とコウジ・シマヅにニヤリと言われ、「押忍!」と返すジョン・ウィック。これに痺れない日本人はいるだろうか!私は痺れた。押忍!そして、ジョン・ウィックがヌンチャクを振るというオマケ付き。

 

今回の敵は凄腕の盲目殺し屋ケイン(ドニー・イェン)。ジョン・ウィックとは旧友でもあるケインは娘の命と引き換えに主席連合からジョン・ウィック殺害の命を受ける。

 

主席連合から聖域を解かれたコンチネンタルホテル大阪はコウジ・シマヅ軍団とケイン含めた主席連合軍団で大乱闘に入る。

 

盲目のケイン。どうやって闘う?と思ったら、ケインがポケットから次々取り出して貼り付けていくスイッチ的なもの。爆弾か?と思いきや、敵が通る度にセンサーでピンポン♪音が出るという、盲目のケインが闘うための必需品なのだった。突然の戦闘には使えない??でも、いいんだ。ちゃんと先回ってたんだから。腹ごしらえにひとりうどんも先に食べたしな(笑った)。先回りに余裕しゃくしゃくのケインなのだ。

 

ここはホテル内のギャラリー?ガラスの襖イメージなのかジャパンテイストの内装空間でジョン・ウィックとケインが手合わせ。

 

ホテル内の鎧の展示や竹林、ネオンライト感のあるクリーンな近未来的地下鉄風景等、出たな、のクールジャパンの風景がかなりかっこいい。こんなのリアルじゃないとか言うなかれ。かっこいい日本イメージを美しく作り上げるその意匠の数々を素直に楽しもう。

 

決戦はパリへ。

シンメトリーな構図を意識的に多く使っているようだ。今回の『ジョン・ウィック』は特に画がきれいで、何度も映像に見惚れて隅々まで観た。

 

で、最終決戦の前にジョン・ウィック対多数の刺客の場面ももちろん用意されている。車に轢かれるジョン・ウィック。お約束。決戦の前に無茶苦茶ダメージを受けてしまった。反則だろ。

 

最終決戦の場所サクレ・クール寺院への222段の石段シーン、笑ってしまった。ゴロゴロ階段落ちしていくジョン・ウィック。折角登ったのによ~。時間ないのによ~。こういうお茶目があるのがジョン・ウィックシリーズなんだな。

 

ジョン・ウィック、最高だよ。今までありがとな。

 

大好きなキャラのコンチネンタルホテルニューヨークのコンシェルジュシャロンが死んだことがショック。演じたランス・レディック自身もこの撮影の後、2023年に60歳で亡くなっている。本作が遺作となった。シャロンが映るとポジティブな忠誠心と知的なエレガンスが画面に拡がって安心感が漂った。素敵な俳優だった。R.I.P.

 

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