映画「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章」
キャスト:
デーヴ・パテール
※ネタバレを含みますので、ご注意ください。
「マリーゴールドホテルで会いましょう」の続編。
完全な続編なので、前編を見ていないと何が何だかわからない遠慮のない作り。
(前編の記事はこちらに)
出演者はほぼ同じ。前情報なしで見たので、前回で葬儀を済ませたトム・ウィルキンソンに代わって、リチャード・ギアが完全白髪でマリーゴールドホテルにふらっと泊まりに来てびっくり。老人役?いや、年齢なんて関係ねー!
リチャード・ギアはいつから白髪なんでしょうか。あまりに似合って違和感ゼロなので、以前から銀髪だったのか?とも思ったが、お若い頃は黒髪に近い感じでした。
役柄によってブラウンにしていたりもしているようですが、基本は黒みがある髪色のようで「プリティウーマン」の頃には白髪交じっているのか?のグレーヘアになっていた。この感じのイメージが強いのでしょう。
にしても、この白髪ミックスヘアでまったくシニア感なし。恐れ入りやす。
前回、前編の話で書いたように、相変わらずスラムドッグの人がアホ言動を繰り返すので彼のエピソードはどうでもいい感じなのだが、今回は例のインド美女との結婚式が迫っていて、その日程を主軸に話が進んでいくので避けられない。
新キャラでライバルのインド美男が登場して、何が不満なのか、あっちの方がいいんだろとインド美女に一方的に喧嘩を仕掛けてくるので、ほんとにどうでもいい展開。やっぱり結婚しないとかなんとか喧嘩中だが、婚約パーティ、ファミリーデー(インドの習慣か?)、結婚式当日となんのストップも掛からず普通に進んでいく。
インド美女は浮気しているわけでもなく、スラムドッグの人がひとりいじけて好き勝手言うものだから、またもスラムドッグの人のどこがいいですか?そのダンスがうますぎるから結婚式のダンスショー?の振り付けも考えてくれて、ルックスが良くて、兄の親友で、すごくお似合いで、リッチでまともそうなそのインド美男の方がほんとによくないですか?という摩訶不思議、恋は不思議の展開。
ほんとにスラムドッグの人のエピソード要らないです。
老人だけで大丈夫なので、その分ジュディ・デンチを暴れさせて。活躍させて。
前編で偏屈老人だったマギー・スミスは今回全編を通して大人のゆとりでおとなしい。もっと暴れさせて。
なんか消化不要。でも見ちゃう。マリーゴールドホテル3が出たら、また見ちゃう。