ピーカンパイ食べ終わるまで待て。スリリングなカジノ襲撃劇と思ったら、コメディなのだ。

レインディア・ゲーム

 

 

間抜け顔が一流の演技力によるものなのか、何年経っても謎のままのベン・アフレック主演。今作でもちょっとお間抜けキャラで頑張っている、ベン・アフレックファンにはドンピシャリの映画。ファンでない人は気軽なB級ものとして楽しめます。真面目ものサスペンスとしてみると肩透かし。これはコメディとして観るべし!

 

ベン・アフレック演じるルーディが自動車泥棒の罪で刑務所にいるところからスタート。同じ房で友達になったニックと二人、明後日には出所できる。ニックは獄中で文通をしていたアシュリーが迎えに来てくれると喜びをルーディと分かつ。

 

アシュリーのビキニ写真を嬉しそうにルーディに見せるニック。シャーリーズ・セロン!房内の壁にはシャーリーズ・セロンの様々なルックの写真が大量に貼られている。バニーガール姿も。自分のガールフレンドのような気持ちで手紙を読むルーディ

。。。あやし過ぎるだろ。

シャーリーズ・セロン級の美女が会ったことのない囚人と文通。愛を深めて出所日に初めて会いに来る。何か裏ありの匂いが。もう少し素朴な感じの女優ならばピュアラブだね、とそのまま見れたと思うが、シャーリーズ・セロンではちょっとムリ。

 

騙されるぞ、という匂いぷんぷんの中、食堂でジェル状の食べ物が大不評。虫が入ってるじゃないか!と不満爆発して、食堂で暴動が始まる。ルーディが刺されそうになるのをニックが体を張って代わりに刺され、死んでしまう。明日アシュリーが迎えに来るのに!

 

出所の日、ニット帽を被った可愛いアシュリーが出口でニックを待つのを見つけるルーディ。いけないとは思いながら、ニックのフリをしてアシュリーの元へ。

 

そこへ急にアシュリーの兄登場。しかも、ゲイリー・シニーズ。やばそう。

ゲイリー・シニーズの洗練されてない田舎の悪党ぶりが最高。

 

ニックが以前にカジノ勤めしていたことを手紙で知り、カジノ強盗に入るから、その案内をしろと迫る。無理筋な展開に、ごめん、俺はニックだと嘘をついてたと言うも、アシュリーが兄は何をするか分からない人だから言う事を聞いてと。

 

やっぱりこれって?と思いつつ、その裏の裏をかいてくる。若干強引。でもB級的に気楽に楽しみましょう。

 

クリスマス気分の映画なので、お楽しませのおとぼけシーン色々。

 

しょうがないからカジノ強盗の仲間に入ることにするルーディ。その前に獄中で心待ちにしていたホットココアとピーカンパイを食べさせろと、強面だけどアホっぽい強盗仲間と一緒にまったりとダイナーに行く。さっきまで拳銃を突き付けられてビビりまくっていたのに、ピーカンパイを食べ終わるまで待てよとなぜか形勢逆転して、手づかみでピーカンパイを夢中で食べるルーディを仲間がじっと待つシーンが笑える。

 

緊張感なし、やる気なしでカジノを襲う手伝い中のサンタ・ルーディ。

 

カジノ支配人の血みどろの反撃もお笑いポイント。

 

ブレイク前のアシュトン・カッチャーがほんの端役で登場。歯に挟まったものを取るフリで罪のないアシュトンに近づく。


雪の中、ニット帽でうぶな可愛らしさを放っていたシャーリーズ・セロンが段々と目の座った別人になっていくのも見どころ。

あなたがニック?はにかむアシュリー。

 

もはや別人アシュリー。

 

ラスト好きだなぁ。