夢の中の演劇場:いたいけな仔猫の実感に震える

にゃー

 

 

変な夢を見たので記録しておこう。(緑太字部分は夢です)

 

私は動物に触れないのだが見るのは好きで、いつか猫を飼えたらと夢見ている。だからだと思う。仔猫が夢に出た。

 

近所から仔猫をもらえることになったと家族が言う。ちょっと見てみたいと窓を開けると、隣の家の夫婦(全く知らない人)も窓を開けていて、大きな段ボール箱をこちらに向けて見せている。上蓋を開け放した段ボールには仔猫がぎっしり中腰できれいに並んで入っている。向こうにもう一箱あるようだ。

 

イメージ:段ボールに仔猫がたくさん並んでいるの図

どの仔猫を選べばいいのかわからないと見ていたが、なにやら時間経過があったようで、家の奥から「猫もらってきたよ~」という声がした。

 

その声を聞いて、自分は「サムちゃーん」と大きな声で仔猫を呼ぶ。いつの間にか名前はSAMに決めたようだ。(リアルならば猫にSAMという名前はつけないと思う)

 

サムちゃんが猛スピードで廊下からこちらに駆けてきて、私の足元でゴムまりのごとく、ぴょんぴょんと飛び跳ねる。とんでもない超高速でよく見えないが、私の腰辺りまでジャンプして、あちこちに跳ねている。「すごく元気な子だねー」

 

それをパッと掴み上げると、仔猫とはいえ、少しふっくらしている感じ。真っ白いふわふわの毛に黒で小さい斑点が広がっていて、おしゃれだと思った。「可愛いねー」

 

ここで目が覚めた。サムちゃんはリアルではいなかった。がっかりして時計を見る。4時。ちっ、変な時間に起きてしまった。私は寝つきが悪いのだった。

 

一説によると、夢は今後の生活に特にいらないかもと思う記憶を掃き出す、脳の整理整頓とも言われる。脳の容量が足りなくなるのを心配してのことだろう。まだまだ記憶しておかないといけないことがあるのだし。だから脈絡がなかったりするし、登場人物もあなた誰?とか、好きでもないタレントがメインキャラとして配役されたりする。

 

手に残るふわふわの毛の感触と仔猫の小さな重み。夢ってなんなのか。本当に脳の中だけのことなのか、寝ている間にどこぞの空間に抜け出して、体を使って演劇をしてたりするんじゃないのか、そうじゃないとこの現実感の説明が難しい。考え過ぎると、じゃあ、このリアルと思っていることも脳内だけのことでも騙されるに違いないと訳が分からなくなるので、この辺にしておこう。私は寝起きも悪いのだった。もう少し寝ておく。

 

後日、どうしてサムという名付けをしたか判明しました。こちらです。

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